嘘恋
そして家に入る。







このマンションはセキュリティー対策が万全で、情報屋の私にはぴったりの家だと思った。






なぜなら私が取り扱っている情報は色々な複雑なグループが求めている情報だから。






例えば、警察の動きとか?






剛田グループのやつらは特に聞いてくる。大金を持ってきてでも。





そのくらい悪いことをしているのだろう。というか実際している。






情報を仕入れるルートが困難なほど報酬は高くつく。






警察の動きとか知るには警察と知り合いになる、とか・・・。






今は前まで仲良くしていた警察関係の人が急に連絡取れなく困っているところだ。






剛田の奴らにまた頼まれてるのに。






(あの警察官の子、落とせば・・・でもあの子なんか新人っぽいし使えるかな・・・?)


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