七色の空
チャプター37
「雲雀」
これまで林檎の容姿については何度かそれなりに記述してきた。ところが福生はどうか?障害を持っていること以外は特に説明してはいない。ただ何となく冴えない男だということはイメージしていただけているのではないだろうか。具体的にビジュアルは申し上げないが、実は体に刺青を彫っている。自分の手の届く部位には殆んどといっていいぐらい自らが彫った刺青があるのだ。林檎はその刺青を出会った時に既に見ている。川に飛び込み、衣服をコインランドリーで乾かす際、Tシャツとトランクスから露出した腕と足に、見事な刺青を確認した。左腕には有刺鉄線が巻き付き、両足には刃形の帯。裸になれば、腰から羽が生え、胸には顔のない7本足の獣が住み着いている。その獣の足は7本の内2本が人足である。
福生は、林檎の二の腕に太陽の欠片をくわえた雲雀を彫りたかった。
それもまた、「死ぬまでにしたい7のこと」その内の1つである。
「雲雀」
これまで林檎の容姿については何度かそれなりに記述してきた。ところが福生はどうか?障害を持っていること以外は特に説明してはいない。ただ何となく冴えない男だということはイメージしていただけているのではないだろうか。具体的にビジュアルは申し上げないが、実は体に刺青を彫っている。自分の手の届く部位には殆んどといっていいぐらい自らが彫った刺青があるのだ。林檎はその刺青を出会った時に既に見ている。川に飛び込み、衣服をコインランドリーで乾かす際、Tシャツとトランクスから露出した腕と足に、見事な刺青を確認した。左腕には有刺鉄線が巻き付き、両足には刃形の帯。裸になれば、腰から羽が生え、胸には顔のない7本足の獣が住み着いている。その獣の足は7本の内2本が人足である。
福生は、林檎の二の腕に太陽の欠片をくわえた雲雀を彫りたかった。
それもまた、「死ぬまでにしたい7のこと」その内の1つである。