七色の空
チャプター44
「上を向いて歩こう」
福生の部屋。ベッドで林檎が横になっている。 ベッドの脇の小窓が少し開けてある。林檎は、そこから見える空を、ぼんやり虚ろな眼差しで眺めている。
空には虹。
林檎「夢かぁ」
枕元の携帯が鳴る。福生からmailが届く。
福生が病院に担ぎ込まれてから2日目の朝だ。手術の次の日の夜遅く、福生は意識を取り戻し、ずっと側にいた林檎は昨日の夜、一旦、ウチに帰る事にした。
福生はまだ衰弱し、意識も充分ではないが、意識を取り戻した時、24時間付きっきりで側にいた林檎に「心配しないで、林檎もウチに戻って体を休めて」と言うと、林檎の手をギュッと握り締めた。林檎はそのまま福生をウチに連れて帰りたかったけれど「あしたも来るね」と約束して、福生の頬にキスをした。
夜遅く、ウチまで歩いて帰る途中、なんだか涙が溢れてくるので、林檎は上を向いて歩いたけれど、とめどなく溢れる涙は頬を伝ってこぼれた。 早く福生に会いたい。昨日より元気になった福生に会いたい。
林檎はいっぱいお洒落をして、午前中に部屋を飛び出した!
「上を向いて歩こう」
福生の部屋。ベッドで林檎が横になっている。 ベッドの脇の小窓が少し開けてある。林檎は、そこから見える空を、ぼんやり虚ろな眼差しで眺めている。
空には虹。
林檎「夢かぁ」
枕元の携帯が鳴る。福生からmailが届く。
福生が病院に担ぎ込まれてから2日目の朝だ。手術の次の日の夜遅く、福生は意識を取り戻し、ずっと側にいた林檎は昨日の夜、一旦、ウチに帰る事にした。
福生はまだ衰弱し、意識も充分ではないが、意識を取り戻した時、24時間付きっきりで側にいた林檎に「心配しないで、林檎もウチに戻って体を休めて」と言うと、林檎の手をギュッと握り締めた。林檎はそのまま福生をウチに連れて帰りたかったけれど「あしたも来るね」と約束して、福生の頬にキスをした。
夜遅く、ウチまで歩いて帰る途中、なんだか涙が溢れてくるので、林檎は上を向いて歩いたけれど、とめどなく溢れる涙は頬を伝ってこぼれた。 早く福生に会いたい。昨日より元気になった福生に会いたい。
林檎はいっぱいお洒落をして、午前中に部屋を飛び出した!