君と恋の歌

そのセリフは、俺にとっては期待しろと言われているようなもので、ドキッとした。


いつまでもここにいるわけにもいかず、紙袋を助手席に置いて車を出す。


着た道を戻るように帰った道は、来たときよりも長く感じた。


空がいたからかな…。


空がいると、時間が短く感じてしまうのは、俺がそれだけ空との時間を楽しいと思ってるってこと。


最近は、どんどん惹かれている自分に戸惑っていた。


短くついたため息は誰もいない車内に消えていった。
< 157 / 420 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop