君と恋の歌
「うん、でも大丈夫」
「…今日、すごく嬉しかった。本当にありがとう」
空が電話の向こうで、どんな顔をしているのか見なくてもわかる。
きっといつもみたいに優しく微笑んでいるだろう。
「うん、俺もああやって話せて良かったと思う。大変かもしれないけど、これからもよろしくな」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
空は疲れている俺を気遣ってか、すぐにおやすみと言って電話を切った。
今度こそ息をついてソファに横になる。