villain

そして蓮が動き出したのと同時に皆も動き出す。


だけど力の差は歴然。輝龍が負けている。


なんでこんなに強くて名前がある知られてないのかがわからない。


てかもぉ全員倒れっちゃたじゃん。


あーぁほんとに終わっちゃうな。って言っても悲しくはないし逆に嬉しいかな♪


「今のお前らは輝いてなんていねぇよ。」


そう、皐月が輝龍に吐き捨てる。確かにそうかもしれない。


ここ、輝龍は輝いていた。だけどどんどん黒に染まっていった。


愛とゆう黒で。優菜色から愛色に変わったんだ。


「……ねぇ、私輝龍のことが大好きだった。すごく楽しかった。だけどまさかあんな形で裏切られるなんて思ってなかった。でもこの出来事で私は皐月と睡蓮と出会えてそこは少し感謝してる。」


優菜がこれ以上ないくらいの笑顔で笑って蓮に言っている。蓮はどんな気持ちできいているのだう。


これじゃあの時と逆じゃん。