双姫 Ⅱ


「こっち向いて…。」


『あう……うぅ…。』


戸惑いながら俺と目を合わせた朱音を見て、


「ッ/////」


俺の方がダメージを受けた。


『…類?』


分かっていないのか俺を心配そうに見てる。


「な、なんでもない…。」


俺が視線を外すと
ニヤニヤ笑ってるロイと皆が目に入る。


上目遣いは卑怯だろ…。


余裕だった俺が一気に追い込まれた気がした。


類sideEND


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