双姫 Ⅱ


「本当に興味無いんだね…。
でも、ちょっとは刺激受けたかな?」


『ちょっとね(笑)』


…うーん、尾行されてんな。


気付かないフリをしてるけど
後ろから気配が追って来る。


「ねぇ、朱音。
気のせいかもだけど追われてる…?」


『ご名答。』


真白も気配に気付ける様になってる。
それとも相当尾行が下手なのか。


『その角を曲がるよ。』


「う、うん…。」


角を曲がり、待ち伏せて


ガンッ!


『留守番じゃなかったっけ?』


その人物を壁に追いやった。


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