清華魔法学園Ⅰ〜学園生活編〜
「2人ともとっても綺麗だ。男の視線に気を付けるんだよ。友江も紗久みたいにパーカーを着ればいいのに...」
そんな私たちの横で個性派王子こと、ノエルが微笑む。
薄ピンクの水着着用のノエルさんは相変わらず個性派王子でまさか本名が田吾作さんとは思えないほどだ。
「変な日焼けはしたくないのよ」
「だからあれほど日焼け止めを塗れと言っただろう。今からでも間に合う。日焼け止めを...」
「めんどくさい」
鬱陶しそうにノエルを見つめる友江に母の如くそんな友江に注意をしているノエル。
どっちが女子かわかんない会話だな、おい。