恋チョイス
「おら、どうもすみませんでした。みんなも、こいつ許すよな? よし。アフロ大丈夫か? 髪にポッキーささってるぞ。おまえらも、さっさとアフロ立たせろ。テーブルおこして、この辺も、もと通りきれいにしとけよ」
ゴウダはそう指示をだすと、おもむろに、あたしの頭を、厚い胸に抱きよせた。
髪をもみくちゃにする。
「まったく。なにやってんだよ、おまえは」
「なにって」
あたしは、ゴウダを見上げて口ごもった。
それから、がぜん髪をふり乱してつっかかった。
「何もかも、あんたのせいでしょ! あたし帰る!」