恋チョイス



夜のしじまを蹴やぶって、あたしのそばに、ゴウダが着地した。


ピアス、アフロ、キミドリが、ゴウダに指笛や拍手おくり、のこった花火をみつくろう。



あたしは、なにか、うすら寒い気持ちがしていた。

ゴウダと距離をあけたくなるような、あやうさをかんじる。



それをくつがえして、ゴウダはいきなり間合いをつめた。

背後から抱きすくめられ、ダンスのターンまがいに、横だきにされる。



悲鳴をあげるすきもなかった。

すでに唇は、ゴウダにうばわれていた。

< 85 / 243 >

この作品をシェア

pagetop