恋チョイス



スカウト業務を再開する。


自分の教室をでた前の、ろう下の窓から、渡りろう下をながめやった。


まるでひと気がない。


一人で帰るはめになるかも。
そう思って、背すじがふるえた。



高望みはやめよう。

ボディーガードとまではいわない。

もし何かあったとき、目撃者になってくれる、ふつうの男子でじゅうぶん。


女子でもいいけど、嫌われてるから。



だれか通って。
と念じていたら、


後ろで、ドアが鳴った。

< 97 / 243 >

この作品をシェア

pagetop