三匹の子ブタ?


「赤ずきんさん!!」


それは、いつだか別の森から駆け落ちしてきた、狼の恋人、赤ずきんだったのです。

いつもとは違う場所で出会ったため、赤ずきんは驚いたように狼を見つめました。


「あら、狼さん、どうしてこんなところに?
見覚えのないレンガのお家があるから、どうしたんだろうと見に来れば。」


「ああ、これは赤ずきんさんと僕のための新居です。」


狼は嘘八百を飛ばします。


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