BEAST POLICE年末特別警戒スペシャル
そんな時だった。
「!」
巽の革ジャンのポケットで、スマホが着信する。
環からの電話だった。
「もしもし?」
『もしもし、巽さんですか?今平気ですか?』
電話の向こうの環の声は弾んでいる。
『今夜、私仕事が入ってなくてオフなんです。で、診療所の美奈さんと相談して、早いですけど忘年会兼クリスマスパーティーなんてどうかなと思ってるんです。巽さんも、倉本さんを誘ってどうですか?』
「…あのなあ」
巽は呆れたように溜息をつく。
「!」
巽の革ジャンのポケットで、スマホが着信する。
環からの電話だった。
「もしもし?」
『もしもし、巽さんですか?今平気ですか?』
電話の向こうの環の声は弾んでいる。
『今夜、私仕事が入ってなくてオフなんです。で、診療所の美奈さんと相談して、早いですけど忘年会兼クリスマスパーティーなんてどうかなと思ってるんです。巽さんも、倉本さんを誘ってどうですか?』
「…あのなあ」
巽は呆れたように溜息をつく。