その一言を聞きたくて
7.ある真夏日のこと
怒涛の1日が終わり、また朝日がのぼってきた。
見事に晴天である。
しかし、友樹の体調は天気と相反して最悪であった。
あれから結局一睡もしてないのである。
当然と言えば当然だが、昨日起こった出来事が大きすぎて目が冴えきっていたのだった。

眠い…けど、学校行かなきゃ。

そういうと、トボトボと学校に向かった。

学校に到着。
賑やかな教室は、すごく久し振りに来たかの様に新鮮だった。
教室に入って少しすると大地も登校してきたが大地もすごく眠たそう…。
おそらく、昨日の事があったからだろうな…。

大輔も教室にいたが、またもや少し距離を取ってしまう自分がいた。
普段どおり接すればいいが、それが難しい。
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