その一言を聞きたくて
大輔は少し驚いた表情を見せたが、小さく頷いた。

それを見た友樹は深呼吸した。
そして、心に溜まっていた想いを全て吐き出した。




俺、大輔の事が好きだ!
俺と付き合ってほしい!



やっと言えた…。
友樹は気持ちを打ち明けられた喜びを噛み締めていた。


そして、大輔を見つめる。
大輔は今まで見た中で一番の笑顔を見せてくれた。

そして一言。

あーあ、先に言われちゃったな。

と。
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