朱色の悪魔
「あ、おかえり。朱音」
ちーん。という姿がふさわしいくらい情けないほど真っ白な状態で帰宅。
弟くんと長男さんのお説教が怖すぎて、なぜか捕まえたお兄さんが気絶した。
帰ってきたら帰ってきたらで、なんだか今度は次男さんの表情が優しすぎて怖い。
「朱音、お座り」
にっこり笑って前を指された。恐る恐るそこに正座すれば、やっぱり優しい笑みが怖い。
もちろんこってりと叱られて、また足がビリビリになるまで続いた。