朱色の悪魔
一気に明るくなる室内。というより、華月組。
あーあ。
「あ、やべ」
すぐにスイッチ押して、電気は消えてまた真っ暗。
んーでも遅いかなぁ。
どこからかピシャッと襖が開く音。
ついでに殺気。
背中にいやぁな汗が伝っていった。
「魁、朱音。こんな時間に何やってんだ。あ?」
「…あ、兄貴」
さっと左目を隠す。
長男さんの怒った顔をわざわざ見て怒られる勇気はない。
ついでに弟くんの背後にピタッと張り付く。
その後、思いっきり怒られて、ご飯抜きにされたのは言うまでもない。