恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
「部屋が暖かいから、温まってきた。先にご馳走を食べたいな」

「ふふ…そうしましょうか」



メインのキャンドルにあかりを灯す。

途端に、ふわぁ〜と甘いネロリの香りに包まれる。



「里芋のポタージュ。このもったりした感じが癖になるよ」

嬉しそうに、あっという間に平らげた。


ミートローフの中から、うずら卵が出てきて子どものように嬉しそう。


多めに作ったお料理が、瞬く間に完食。どれも葵さんの口に合ってたみたい。頑張って作って良かったな。


「ごちそうさまでした」

「お粗末さまでした」

ぺこりと頭を下げた。


< 187 / 208 >

この作品をシェア

pagetop