未知の世界へ。
プロローグ
あたり一面が綺麗な花に囲まれ、今までの冒険の辛さを忘れてしまうのではないかと思ってしまった。


でも、ここから先の冒険は今までよりもさらに大変になり、生きて故郷へ帰れるかは分からない。


生きて帰れることだけを願って、また、歩き出す。


一歩、また一歩と。


俺達が目指す場所、それは異世界との間。
その場所は異世界の人とここの世界の人が住んでいるそうだ。


それを、自分の目で確かめてみたい。


それまでは、死にたくない。


これまで、多くの人がこの先で命を落としている。


余りにも過酷な冒険を乗り越えなければならない。


右手に握りしめた、お守りを持って。




さぁ、行こう。
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