奇跡を待つとき
学校も遅刻ばかり、


先生は献身的に私を見守ってくれているが



その気持ちに答える義務もないし、

正直あなた自身が好きじゃない。



ま、言えないから誤魔化すけど。


そんな事を考えながら携帯をいじっている。




「早く降りれば?遅刻するよ。」




「…うん。」



「早く降りなよ。」



私の家は少し特別で、家に住んでる人間が珍しい。

私の母の実家なのだが、そこには



遺影になったおじいちゃん。

情緒不安定のおばあちゃん。

いとこのおじさん。

いとこ2人。

私の母。

私。

それと、犬3匹(犬種はパピヨン)



不思議。


そして、さっき私に不機嫌な口調で話しかけていたのは、

いとこの妹のほう。

私より一つ上の学年で、

早生まれの私より二つ年上。


朝の寝起きがもんのすごく悪い。

怖い。いつもの事だけどね。




そんなこんなでしたに行くと、そこには
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