掌
「ざけんじゃねぇ!!」
「きゃあ!」
ガツン!
ガタッ
背中が当たって、机が動く。
頭が当たって、積まれた教科書が散らばる。
「ごめん!ごめん達也ぁ!」
「謝るなら初めから言ってんじゃねぇよ!!」
ドカッ
「うぁ…っ」
達也の部屋……
顔を殴られ、体をあちこちにぶつけられ、畳の上でうずくまるあたし。
うずくまるあたしの腰を蹴る達也。
「ごめん…ごめんなさい……。」
泣きながら謝るあたし。
真っ赤な顔で、あたしを睨み付ける達也……。