あなたとの距離 あと10センチ
愛『ってことです。
  これで隠してたことは全部言った。
  全部知ってるのは斗真だけ。』

斗「・・・・・そうか・・・。」

斗真・・・嫌いになった?
聞きたいけど怖い。
まだ覚悟ができてないよ・・・・。

突然前に強い力で引っ張られる。


  ギュ


愛『・・と・・うま・・・?』

斗「・・・・・・・・
  嫌われた
  とか思ってねぇよな。」

愛『え?』

斗「思ってたのか・・・・。」

そりゃあ思うよね・・・
だって彼女がこんな過去持ってたら普通
逃げるでしょ・・・?

愛『違うの・・・?』

斗「嫌ってほしかった?」

愛『・・・!!
  嫌!!!!!』

斗「大丈夫だから・・・
  嫌いになんてなるわけねぇだろ!
  アハハ!!」

愛『!!!
  いじわる・・・。』

斗「ごめん。
  ごめんな、さっき。」

愛『何が?』

斗「愛美を押し倒した。」

愛『(//////)
  いや、別に、あれは・・・・・』

斗「・・・大事にしたい。
  そう思っててもさ、」

愛『?』

斗「可愛くて
  愛しすぎて
  自分を止めらんねぇんだよ・・・。」

愛『(////////////)』

斗「愛美・・・・
  嫌だったら言って。
  俺から逃げて・・・・・」

愛『は!?』


  グイ!


愛『・・ん!』

いきなりのキス
それから深くなる・・・・・。

愛『!!!!』

斗真の手が服の中にはいっていく。

‘‘怖い’’

って思ったけど・・・

斗「大丈夫。」

斗真の声で安心する。

不思議・・・・・・・・・。
斗真の手は嫌じゃない。
あたたかくて・・・きもちい・・・・。




こんな気持ち初めてで・・・。
意識がもうろうとしていく・・・・。

愛『・・・ぁあ!!』

斗「・・・愛美・・・・」

愛『とう・・ま・・・・』

斗「愛してるよ。
  だれよりも・・・愛美・・を・・・」

愛『私・・もぉ・・・・・』




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