【完】喋れない可憐な華~番外編追加~

中には皆が待って居た。
涙ぐんでいる皆を見て少し私も泣きそうになった。

「よし!俺たちは今日をもって引退する!」

そう斗愛が皆前へ行き言った。

「俺たちが引退しても別に会えねぇ訳じゃねぇだろ!
だから泣くな!」

「総長…!!」

「あと、姫王と挟蘭を合同にするって話が出てたよな?
それを実行させたいんだが、異論があるやつはいるか?」

「ないです!!!!!」

そんな話が前出てたね…。
大好きな皆が仲良くなってくれて私は嬉しいな。

「んじゃ、これからは姫挟って名前で頑張れよ。

俺はお前らにたくさん迷惑をかけてダメな総長だったけど、お前らと出会えて本当に良かったと思う。

俺はお前達のことが大好きだぜ!!!」

斗愛は自分の言葉をいい終わり蓮司の肩を叩いた。

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