生きる。




そして翌週。


テストが始まった。

テストが終わればあと少しで冬休みだし!

がんばろ!


颯にはあのあとも数学を教えてもらった。

だから余計にいい点数とらなきゃ!!


「由茉ちゃん、教室いこ!」


朝登校して資料室にいると、

珍しく哉斗から言い出した。


「うん!純もいくよ~?」


私たちは3人で教室へ戻った。


「みんなは勉強してなくても

頭いいからいいね。」


「記憶力がいいだけ。

あと頭が柔らかいだけ。」


「なんか純に言われても説得力ないね。」


「どういう意味だよ。」


「はは、要領がいいだけだよ?」


私と純の会話に笑いながら哉斗がいった。


「みんなそれができないから苦労してるのに。」


「由茉ちゃんは勉強に慣れてないだけだよ。

そのうちよくなるよ。」


「だといいけどね~。」


そんな会話をして、教室についた。


私の噂は消えたわけではなくて、

いまだに冷ややかな目で見られるけど、

私も周りのみんなも慣れたのか、

前ほどではない。


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