生きる。


翌日、一睡もせずにした荷造りはなんとか終わり

私と晴輝はお父さんとお母さんの見送りにきた。

一輝は業者との手続きがあるらしく、一人残った。


「じゃーね、お父さん、お母さん。

頑張ってね!」


「また連絡しろよ。たまにはな。」


私と晴輝が言った。



「あぁ。お前らいい相手見つけろよ。

晴輝、由茉を頼むな。」


「はいはい、心配ご無用ですよ。

それより、一輝から聞いたか?」


「あぁ聞いたよ。心配だけどな

でも俺は反対しない。母さんも。

俺は信じてるからな。

そのことも頼んだぞ。」


「あぁ。そこらへんは俺と一輝に任せて。」


「二人とも…何の話してるの?」


「いつか言えるときが来る。

それまでは秘密だ!」というお父さん。


「そろそろ行きましょう。」


「あぁ。

じゃーな。生活費は振り込むから。」


「二人とも元気でね。」



私はそう言って、二人と別れた。


……行っちゃった。



とにかく眠いから……家に帰りたい。寝たい。
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