明日へのヒカリ
「はぁ!? なんでそんなことになってんだよ!」
俺がそう言うと、兄ちゃんは、深刻気な顔をしながら、
「由希は、そう思い込んでいる……いや、もう確信しているような感じだ」
なんだよ、それ……。
そして俺は、ハッとした。
「だから最近、俺、避けられてたのか……」
俺が小さな声でボソリと呟く。
「由希ちゃんったら、相変わらずおもしろい頭してるわねー」
うん。
多分由希も、姉ちゃんだけには言われたくないと思う。
そんな事を思っていると、兄ちゃんの顔が、更に深いものへと変わる。