明日へのヒカリ
「ん?」
「いやいや、ん? じゃないでしょ?
何をそんなのんきに呟いてるわけ?」
美咲はこれでもかというほど大きなため息をついた。
「この班で使えるの、由希だけなんだからね?
ちゃんと働いてもらわなくちゃ困るのよ?」
‥‥‥さりげなく、他の二人使えないって言ってない?
「おいおい、みさちゃん?
キミ、俺らのこと使えないっつったな?」
「え、あー、間違えたね。
使えないの、佐伯、あんただけだったわ」
「俺の扱い酷くねぇか!?」
そんなくだらない、言い合いをしている二人を見ながら思う事。
「‥‥‥優太、お腹すいたの?」
二人が言い合いをしている間、出来上がったカレーの入っている鍋を、穴があきそうなほど、
じぃぃぃいいいぃぃいいいい‥‥‥。
「え、あ‥‥あはは‥‥‥」
優太は、私を見ながら苦笑いをした。
そんな私達を見て、美咲が言った。
「じゃあもう出来たしー、食べよっか!」
あ、優太の目がキラキラしてる。
‥‥‥お腹、空いてたんだね。