お日さまの笑顔に導かれ


「わりぃ冬夜」


「早くしろ」


奏太が準備している間に簡単にサンドイッチを作った。何もない冷蔵庫に残っていた、レタスとハムと卵をつかって


「じゃ!またな!」


「これっ!」


今にも出て行きそうな奏太を引き止めてサンドイッチを渡した。


「冬夜と食べて!」


「さんきゅ!」


早々に出て行った2人を見えなくなるまで見送った。
1人になった家はなんだかすこし寂しかった。


よし!今日は掃除でもして、買い物でもしにいこう。


太陽あたし頑張るね!
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