変人で最強の女と俺様
俺が驚いてる間に歌菜恵はインターホンを押していた


ピンポーン


……………あれ?


歌「誰もいないのかな?」


李「誰もいないわよ」


こいついつの間に…


あの状況からよくここまで開き直ったな


李「ありがとう竜司様。私句を背負ってくれて」


竜「例ならこいつに言え!こいつがいなかったらあんたも助けなかったぜ」


李「そうなの!?ありがとう歌菜恵」


歌「私なんて何もしてないよ」


李「でも助けに来たでしょ!」


歌「…」


李「ありがと」


歌菜恵もすごいけど歌菜恵の友達も別の意味ですごいな


俺もこんなに開き直るのが早かったらいいのに…


竜「それで、さっき言っていたことはどういうことだ」


李「そのまんまよ。私の家が金持ちだって知ってるでしょ」


竜「あぁ…」


李「大体金持ちの家の親は仕事でほとんど家にいないのよ」


竜「でも、家政婦とかいるんじゃねえのか?」


李「それは…」


歌菜恵は李梨の顔を見て急に話をそらしだした


歌「それよりこの扉どうやって開けるの?」


なぜかいつもより明るいような気がした
< 127 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop