変人で最強の女と俺様
そっか~


李梨にもあんなことがあったなんて知らなかった…


少し前の私に戻るとするか


私は竜司くんの家のポストに置手紙を入れた


そして前までいた獄道の倉庫に行くことにした。


暫くこの町もお別れか~


また電柱の上にのぼってこの町の風景を眺めとこ


あと、夜空も


ここの夜空はどこの夜空よりもきれいだ


この町の人々の思いが詰まった夜空が私にとって一番きれいだ


ー数分後ー


さて行こっかな


その前に…


少し気まずい感じになるかもしれないんだけど念のため…


そのあと、私は用を澄ましてこの町を出た


私がいなくなった後、その日は誰も私がいないことに気づかなかった


けど、朝になっても帰ってこないので流石に気づき始めた


竜「なんで連絡がつかないんだよ!連れ去られたりしてねえだろうな。あいつのことだから友達の家にでも泊まってるんだと思うけど(今回はやたらと胸騒ぎがする)」
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