変人で最強の女と俺様
竜「やっと、笑いやがった。歌菜恵は笑った方が可愛いんだから」


えっ!あの竜司くんが私を褒めた?


私はしばらく呆然としていたら竜司くんが


竜「いや、これは、ほらいつもブサイクな顔してるんだから笑った方が少しは可愛くなるって言う意味だ!」


何だ…褒めてないんだね


竜「ほら、それよりお前この間保健所にいただろう?だからわざわざ俺様が1匹選んできてやったんだから感謝しろ」


歌「えっ!ありがとう。前から犬欲しくてたまらなかったんだよ…竜司くん犬どこ?」


竜「俺の家だ。こい!」


そう言ってまた、わたしの腕を掴んで家の中へ入った


歌「お邪魔します」


竜「そんな方苦しい挨拶しなくていいから早く入れ」


歌「フッフフフ、竜司くんよ。わたしはもう昔のわたしとは違うのだ。礼儀ぐらいしなきゃならない時だってあるのさ。ハハハハハ」


竜「お前キャラ変わってるぞ。」


歌「そう?わたし元々こんな性格だよ」


竜「昔はそんなんじゃなかった」


歌「チッチッチ、さっきの話聞いてましたぁ〜わたしはもう昔のわたしとは違うんだよ。もう竜司くんに意地悪されるわたしじゃないんだよ」


竜「じゃあ、もう犬やんない…」


歌「ごめんなさい…だから犬ちょうだい?」


竜「嫌だ。俺これから犬と散歩行って犬とご飯食べて犬と寝るから歌菜恵はさっさと帰れ。」


わたしは泣きながら言った


歌「そんな酷いよ〜竜司くん。まだ3時だよ、今から寝てもすぐ起きるだけだって。ねぇ〜何でもするから犬ちょうd…」


竜司くんは嫌な微笑みを見せてわたしに言った


竜「わかった何でもするんだな」


その微笑みに気づかなかったわたしは馬鹿みたいに


歌「うん、するからするから」


と言ってしまった。


竜「じゃあ、ここに住め!」
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