変人で最強の女と俺様
目を瞑って俺に殴りかかることだ


なぜ目を瞑ったら強くなるのかは分からないが氷龍はなぜか強くなる


早速でやがった


けど、これは俺が練習した方だ。


だから簡単に避けれた


氷龍に余裕の微笑みを浮かべたけど、氷龍には効かなかった


くっ!こいつは何もかも手強いヤツだ


少しぐらい顔を歪めてもいいだろ!


けど、そう思ってる暇はなかった


氷龍が最後の手段にはいった


今回は目を閉じるのが早いな


まぁいい…


俺が勝つんだから


氷龍がここまで少しだけ真剣に勝負してやる


そろそろ他の奴らも待ってる頃だし、10秒で終わらせてやる


俺は誰よりも足の技が強い


それを活かして使う


氷「行くぞ…!」


言っとくが一応俺は100メートル6秒だ


そこで猛ダッシュして氷龍の後ろに近づき蹴ろうとしたが、氷龍は俺が蹴ることに気づきギリギリで避けた


竜「ちっ!あと少しだったのに…」


氷「残念だったな…」


あの技はきっと俺の足に勝つための技だと思う


あの技をやった時は、氷龍の目は360°あってもおかしくない


実際さっき俺が後ろに回った時あいつは振り向かずに避けた


俺は殴りながら考えた


考えた結果


仕方ねぇ、この手が無理なら飛び蹴り2段重ねをするしかねぇか


あと、2秒か…


一気に決着をつけるか


俺は氷龍に蹴りにはいったが、それを避けらで殴られそうになりジャンプした


昔からジャンプは得意だった


次第に空中で体を自由に動かすことができるようになった


今回はそれを活かしてジャンプして丁度氷龍の頭の上に来たら体勢を変えて二段蹴りをした


ちょうど10秒何とかやり遂げた


しかしあいつ、最後はやたらと俺に技を出してきたから負けるかと思ったじゃねぇか


あれ?なんで俺こんなに必死になってるんだ?
< 62 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop