またね
「そんなこと言われても無理です!」

「え~じゃあ、俺のこと晴輝って呼んでくれる?」

「嫌です。」

「じゃあ出ていかない!」

「困ります!出って言ってください~!!」

「晴輝って呼んだらね!、呼ぶだけだよ!!」

「わかりました!晴輝さん、出てってください。」

「やだ。」

はあああ!いまよんだじゃない!!!!おかしいんじゃないの!

「晴輝さんじゃなくて晴輝って呼んで!」

「さんがあったってなくたっていいじゃないですか!

「じゃあ出ていかないよ!」

もう!なんなのこのひと!呼べばいいんでしょ!

「晴輝!」

「な~あ~にっ?」

「はああああ!ふざけるなよ!晴輝が呼べって言ったんでしょ!!」

「いいじゃん♪まあ、きょうはなまえ呼んでくれるようになったし!」

「はい、かえって」

「もう、冷たいなあ~。まあ今日は帰るよ。バイバイ葵ちゃん♪また明日♪」

< 8 / 10 >

この作品をシェア

pagetop