〜あたしの彼は擬似彼氏〜

文化祭




そんな楽しい夏休みを終えて

いつも通りの学校生活へと戻った。






「おい、お前ら、文化祭の季節がやってきた。

好きなようにやって思いっきり楽しめ!


吉田、後はまかせたぞ。」






クマって本当適当だよね。

でもそれがあたしは好きだけど。







すると委員長の吉田くんが

前に立って






「えーっと、

文化祭に俺らで何をするか決めまーす!」







みんなに呼びかける吉田くん。





「お化け屋敷とかよくね?」




「いや、なんか売ろうぜ、儲けようぜ!」





なんていってみんな騒いでる。






洋也はあたしの方を向いて

机に伏せているのでそんなに興味ないみたい。






「華蓮ちゅーしたいー。」



ってブツブツ言ってきてるけど

完全無視モードです。






そのとき、女の子の1人が




「コスプレ喫茶とかどー??

ここのクラス美男美女多いので

有名だしそれなりに稼げると思うんだけど。」







稼ぐとか儲かるとかこのクラス

大丈夫ですかい。(笑)







「おーいいね!」



「それに決定しよーよ!」



「ぜってぇー楽しいなそれ!」







とクラスがまとまり始めた。








「えーとじゃあコスプレ喫茶にするか!

担当のコスプレと売るもんとかは

どうするー?」





と吉田くん。






「そっちで決めてくれー。」





ってそこみんな適当なのね。






「じゃあ考えるの手伝ってくれる子だけ

残ってくれー。今日のところは解散!」






そう言うと吉田くんの周りには数人の

男女が集まっていった。





吉田くん顔も性格もいいし

人気者なんだよねー。






それを見届けるとあたしと洋也は帰った。







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