ここは、最果て。
「私は、他の女の子と遊ぶあなたの帰りを大人しく、じっと待つことなんてできないし。あなたが他の女の子とホテルから出てくるところを見て、何もなかったみたいに笑えないもの。」
__あぁ、彼女は知っていたのか。
知っていて、それでも何も言わずに、僕の側に居てくれていたということか。
「....ごめん」
そう僕の口から漏れた言葉に、彼女の小さな身体が少しだけ震えるのを、僕はみた。
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