専務と心中!
「お父さん!」
真っ赤になって、聡くんが叫ぶ。
「統さん!もう!」
私も、怒る。
「ま、いいじゃないか。幸せなら。……しかし、まさか吾龍の名前を先に使われてしまうとは。うーん。」
統さんは、気にする様子もなく、私のお腹の中の我が子の名前を再び考え始めた。
ちょうど、そのとき、私は初めての胎動を感じた。
「動いた……。」
「なに!本当か!……どれどれ。」
統さんが私の下腹部にしがみついて頬を寄せた。
聡くんも、珍しく手を伸ばしてきた。
空港でこんな……恥ずかしいはずなのに……幸せ。
不思議。
どんな苦境も、どんな侮蔑も、どんな三文芝居も、どんな悲劇も、統さんと一緒なら、笑顔でいられる。
聡くんも、お腹の子も、みんな一緒に、笑顔で生きていこう。
ね。
心の中でそう、話しかけたら、お腹の子がまた動いた。
私にくっついてた2人がうれしそうに顔を上げた。
了
真っ赤になって、聡くんが叫ぶ。
「統さん!もう!」
私も、怒る。
「ま、いいじゃないか。幸せなら。……しかし、まさか吾龍の名前を先に使われてしまうとは。うーん。」
統さんは、気にする様子もなく、私のお腹の中の我が子の名前を再び考え始めた。
ちょうど、そのとき、私は初めての胎動を感じた。
「動いた……。」
「なに!本当か!……どれどれ。」
統さんが私の下腹部にしがみついて頬を寄せた。
聡くんも、珍しく手を伸ばしてきた。
空港でこんな……恥ずかしいはずなのに……幸せ。
不思議。
どんな苦境も、どんな侮蔑も、どんな三文芝居も、どんな悲劇も、統さんと一緒なら、笑顔でいられる。
聡くんも、お腹の子も、みんな一緒に、笑顔で生きていこう。
ね。
心の中でそう、話しかけたら、お腹の子がまた動いた。
私にくっついてた2人がうれしそうに顔を上げた。
了


