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今原は私のことを信用しているのだろう。

「そうだよな!やってみなきゃわかんないよな!」

と明るく言った。

わかんなかった。

どっちの味方をすればいいのか。

でも、この時点ですでに望田の味方になってしまった気もする。

浮かれてた自分がバカみたいだ。

こんなにも近くで小さな火種があって、今は全く関係の無いものでもいつ火の粉が降りかかるかわからないのに。

信じたくはないけれど、神無月にも恋心を寄せている女性はいるかもしれない。

誰かの一言で世界は180度変わってしまうのかもしれない。
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