運命の人。~俺様教師と秘密の恋~



「柊先生?」




私達の沈黙を破ったのは教室の外から顔を出した小宮先生だった。



「あら、
篠崎さん足は大丈夫?
無理しないでね。

柊先生、
そろそろ職員会議始まりますよ」



「 も~そんな時間か。

じゃぁ篠崎、
あんまり暗くならねぇうちに帰れよ」



陽一はもういつもの顔で私の頭を撫でると、小宮先生と教室から出ていった。



「……なんで…
こんなにも痛いの…」


残された私は1人、
机に顔を埋めた。





…痛いのは足なんかじゃなくて。


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