隣の猫くん



*****




昼休み、私は親友の羽田 華恋とお弁当を食べながら話していた




「愛優ってさぁ、猫山くんと仲良いよね」




「皆と同じぐらいだと思うけど?」




「いやいや。他の子と話す時はそこまでリラックスしてないよ。髪の毛触るのも愛優ぐらいだよ」




私は、オレンジジュースをブッ!と吹き出してしまった




「ちょっと汚いじゃん」



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