シュガーポット

「ごめんね、唯。私も焦ってて....」



恵梨奈が申し訳なさそうに、睫毛を伏せて

謝る。



どうした。何が起こった。何故泣いてい

る。



「隠していられるのも、もう時間の問題だ

ね。」



恵梨奈は俺に向かって切なそうに笑った。


「....」


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