俺様彼女

「いやいやいやいや!俺は三木以外ありえないから!!」

「………ふられちゃいましたね、私」

「え…?」

「とりあえず、合格ですわ」

「な…何が…?」

「ます、カップルに離ればなれになって頂き、男性の方には美女が付き添いますわ。そして、美女が男性に迫る……誘惑に負けたらアウトですわ♪」

笑顔で話す奈菜瀬だが、美女と自分で言ってる所が気になる…。

「三木の方もそんなことやってんの?」

「文男さんじゃ無理ですわよ。そうですわね〜、何やってるかは秘密ですわ!」

「なんだよ、それ…」

「慎太郎さん、次はこちらにお座りください」

奈菜瀬に言われた通りに、俺は近くにあった椅子に腰掛ける。

「文男さん!!」


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