続・生きる。
プルルルル……
『もしもし?』
「今平気?」
『あぁ、なに?』
「あのね、颯のことなんだけど……
ー…ってことだから
颯うちに泊めようかなと思うんだけど
湊に意見を聞こうかと思いまして…」
『ふーん、なるほどね。
でも由茉んちに泊めるのはむり。
だから俺んち泊める。』
「いいの?」
『当たり前。
とりあえず俺そこいくわ。
どこにいんの?』
「それが…颯が適当に走ったから
いまどこにいるのかわからなくて…」
『はぁ?……
周りに何ある?』
「えっとね……
○○とか△△とか……」
『公園の名前は?』
「ちょっと待ってね。
★★公園。」
『わかった。ちょっと待ってろ。』
そう言って電話が切れた。
「湊なんだって?」
「今から来るってさ。」
「そっか。
巻き込んで悪かったな。」
「私が勝手に巻き込まれたんだよ。
自分から声かけたんだから。
もう女の子と感情ないのに寝るのやめなよ?」
「気を付けます。」