続・生きる。


そしてあっという間に10月も半ば。



文化祭の準備は進んでるみたいだけど

全く協力的ではない私たちに

進行状況なんてものはわからない。


「なんかさ、私たちみんな一緒に店番だし

すごい混みそうだよね。

如月幹部が全員揃ってるわけだし。」


「まあ颯いるしなんとかなるだろ。

颯話上手だしな。

爽もそういうのはすげー上手いし。

純も金関係さばくのうまいし

俺と哉斗が中に入れば全てうまくいくな。」


湊が言った。


「ってか6人もいる?」


「いらねーな。」


「だよね。他3人だもんね。」


でもやっぱり6人でいられるのは嬉しい。


「ってか今年は一輝たち来ないといいけど…」


「来る気満々だったぞ。

日程聞かれたし。晴輝さん休みとるっていってたし。」


「えぇ!またかー…


そういえば告白大会は?」


私は純に聞いた。


「今年は湊と颯と哉斗。」


「えー!?俺!?まじかよ、最悪!!」


哉斗が反応した。
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