続・生きる。


そのあと挨拶の続きをしたり

談笑をしたりして

夜は宴会となっていた。


そして日付が変わる前に

みんな帰っていった。


「由茉さん、いつでも家に遊びに来なさい。

私はいないことが多いけどね。」


湊のお父さんが言ってくれた。


「はい、伺わせていただきます。」


私がそういうと…


「おう由茉、難しい言葉覚えたな。

日本に帰ってきたころは漢字も読めなかったのに。」


お父さんが言った。


「うるさいよ。

もう今はお金の使い方も覚えたし

前の私とは違うの!」


私が反論した。


「じゃあね、みんな。

また明日。」


私はみんなに挨拶をし、

家族みんなで我が家へ帰った。



「はー疲れた!

ってかもう頭がついていかない!

衝撃過ぎて!

一輝と晴輝のこと知ったときも

かなりびっくりしたけど

今回はそれ以上!

もっと早く言ってよね!」


「由茉、うるさいわよ。

早くお風呂入って寝なさい。」


お母さんに注意されてしまった。


「はーい…」


私はいちばんにお風呂に入り

さっさと寝た。

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