続・生きる。
「ただいまー。」
「おかえり、由茉ちゃん。」
そこには哉斗と、最近ずっといなかった
純もいた。
「純もいるんだね。」
「あぁ、少し休憩。
由茉出掛けてたんだって?」
「うん。」
「気を付けろよ?」
「うん。もう出掛けない。」
みんなに余計な心配をかけたくない。
最近はこんな日常にもなれた。
「やっほー」
そこに由美さんがきた。
「由美さん、お久し振りです。」
私が真っ先に挨拶をした。
「久しぶりね。総会ぶりかな。
ところで湊いる?電話繋がんなくて。」
「あ、総長室にいますよ。」
「ありがと。ちょっとお邪魔するね。」
そう言って由美さんは幹部室を出ていった。
総会で由美さんと話してから
あまり嫉妬は感じない。
本当に如月のために動いてるのがわかるから。