続・生きる。


「それより美波そんな下手だったんだ…。」


そっちのがなんかショック。


「…由茉はなんでそんなできんの?

ずっと入院してたのに。」


湊が聞いてきた。


「なんでって言われてもね…

退院して日本に戻ってきてから

お母さんの手伝いするようになったり

一輝と一緒に作るようになって楽しくて?

最初はレシピ通り作ってただけだし

美味しくできて当然でしょ?

それから自分なりに工夫するようになっただけ。

お母さんも一輝も晴輝も料理うまいし

遺伝なのかな?

でも最初は下手だったよ。

焦がしちゃったり形がいびつだったり。

やっぱ好きで練習したからかな。

だから中学生だった美波にケーキは

難しかったんだよ。仕方ないよ。」


一応美波をフォローしといた。

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