続・生きる。


「想いは言葉にしなきゃ伝わらないよ。

どんなに鋭くてもさ、好きな人相手だと

誰だって不安になるよ。

湊もこの中じゃ一番鋭いのに

私のことになると鈍いし。ね?」


私が湊に聞くと


「そうだな。いっつも不安になってるな。」


と答えてくれた。


「だからさ、純も素直に伝えなよ。

そしたら仲直りなんてすぐだよ。

意地張ってたら仲直りなんて難しいし

それで別れちゃう人だっているよ。

今伝えないといついなくなるかわからないよ。

いなくなってから後悔しても遅いし

すーっごく後悔するよ。

私だって美波に言えなかったこと

ずっと後悔してるんだから。」


「……俺、行ってくるわ。」


「うん!がんばれー!」


純は急いで出ていった。


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