続・生きる。



バイクのところにつくと

私のことなんか気にせず

湊は行ってしまった。

………そうだよね。


「由茉、乗りな?」


「ありがと。」


私は爽の後ろにのって溜まり場へ向かった。

幹部室へつくと殺気を放った湊が座っていた。

私は勇気を出して隣に座って話しかけた。


「…あの…湊…ごめんね?」


「…なにが?」


「なにがって…いろいろ。

私のせいで怒ってるんでしょ?」


「…別に。」


別に。か…

はぁーもう泣きそう。

私は俯いた。

しばらくして湊が部屋を出ていった。

私はこのままじゃだめだと思って

すぐ追いかけた。


「待って!」


湊は総長室に入ろうとしていた。


「私仲直りしたいよ。

このままなんてやだよ。

ごめん、謝る、嫌なとこ直すから…

嫌いにならないで…」


私はそういうと泣き出してしまった。

はぁ、泣く女なんてめんどくさいよね。



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