続・生きる。
湊は私の腕を掴んで総長室へ入った。
え?え?何?
訳がわからなかった。
「ごめん。俺が悪いのにな。」
湊はやっと話始めた。
「俺、由茉と仲良く話す爽に嫉妬した。
授業中とか俺は話せねーのに爽とは話してて…
最近由茉は爽ばっかだったから。
爽のこと解決するのに必死になってたし。
それに雄にも。
雄は俺が知らない頃の由茉を知ってて
すげー親しげで。むかついた。
由茉は俺のなのにって思ってた。
俺ばっか嫉妬して、
由茉は本当に俺のこと好きなのか
不安になったりもした。
仲直りしたいのに意地張ってた。
周りに迷惑ばっかかけてたな。
これじゃ爽の元カノとかわんねーな。
ごめんな。
別に由茉は悪くねーから。
今のままでいい。
…やっぱ俺にももっと構って。」
湊はそういうと私を抱き締めた。
「俺由茉のこと大好きだから。
嫌いになんてなれねーよ。」